外貨稼ぎに乗り出す海外の北朝鮮食堂、金日成バッジはずして整形も(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.23 13:17
1/2
サービスと歌、演奏を交代で行う彼女たちは公演中に客と一緒に歌って踊る。
入口に入るとすぐに北朝鮮4人組女性電子楽団が映画『ラブストーリー』の主題歌を演奏していました。彼女たちは韓国人客が団体でやって来るのも慣れているように淡々とした表情でした。メニューに25元と書かれた青島やハイネケンの代わりに60元の大同江(テドンガン)ビールを注文すると女性従業員は「味わえば好きになるでしょう」と歓迎してくれます。黄色いチョゴリを身につけた彼女の左胸には金日成(キム・イルソン)バッジの代わりに北朝鮮の国旗形のアクリル製の名札が付けられています。整形をしたのではないかと尋ねると、「対外奉仕部門は赤十字病院で無償で…」と話しそっと笑ってみせます。
今月初めに訪れた中国延辺朝鮮族自治州延吉市の国際ホテル。午後9時を過ぎた時間にロビーフロアに位置する北朝鮮式食堂「平壌(ピョンヤン)アリラン」は現地人と観光客で70席余りが満杯になっていました。食べ物よりはお酒を売って公演する所です。「わが国が一番良い」のような北朝鮮歌謡が流れると黒いドレスを着た女性演奏者がステージの中央に立ちました。チェロを取り出した彼女はフランク・シナトラの『マイウェイ』を演奏しました。ヤマハのキーボードとエレキギターが一緒に演奏しました。