韓国の漁業外交に穴…70億ドルの“マグロ戦争”で孤立(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.05 09:54
オーストラリアの港町ケアンズが「マグロ戦争」で熱くなっている。地球上で最も大きいマグロ操業区域を管轄する中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)総会で規制措置をまとめているからだ。全マグロ漁獲量の96%をWCPFCの漁場で確保する韓国もやはり今月2日から5日間の日程で行われている総会で激しい「マグロ外交」を行っている。だが、韓国は味方が見つからないほど孤立無援の局面だ。
WCPFCはマグロ操業を話し合う最も重要な国際舞台だ。昨年のWCPFC海域でのマグロ漁獲量は265万トンで、全世界の漁獲量の60%を占めた。市場価値は70億ドルに上る。総会での韓国の目標ははえ縄漁船を利用した操業量縮小規模を最小限に抑えることなどだ。だがこれを眺める加盟国の視線は友好的でない。