<アジア大会>空調の風のせいにした日本バドミントン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.23 07:38
「競技中に突然風が吹いた。コートチェンジするたびに向かい風になる感じだった」。日本バドミントン代表の田児賢一(25)は21日、仁川桂陽体育館で行われたアジア競技大会男子団体の準々決勝で韓国に2-3で敗れた後、このように述べた。体育館の冷房から吹く風のために負けたという主張だった。
読売新聞は22日、「バドミントン日韓戦で疑惑の向かい風…4強逃す」と題した記事で、日本の敗戦を風のせいにした。同紙は「主催側が冷房の風を調節して意図的に競技を妨害した」と主張した。
しかしこうした日本側の主張は事実無根であることが分かった。チェ・ソングク大会種目調整官は「競技場に設置された冷房は内壁の上段に固定されている。風速・風向きを調節するシステムはない」とし「もし問題になっていたとすれば日本チームが正式に抗議したはず。しかし抗議はなかった」と述べた。