<アジア大会>「謝るな朴泰桓…申し訳ないのは私たち」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.22 08:34
朴泰桓(パク・テファン、25、仁川市庁)は申し訳ないという言葉を忘れなかった。レースを終えた彼は「残念な点が多い。ファンがたくさん来られて応援してくださったが、良い競技ができず申し訳ない」と話した。非常に明るく前向きな性格であるため笑顔を失わなかったが、ファンに謝罪の言葉を述べる時は笑みがなかった。
朴泰桓は21日、文鶴朴泰桓プールで行われた仁川アジア競技大会男子自由形200メートル決勝で1分45秒85をマークし、銅メダルを獲得した。序盤から朴泰桓と孫楊(23、中国)が先頭を争ったが、レース終盤に日本の萩野公介(20、1分45秒23)が跳び出して金メダルをつかんだ。孫楊は1分45秒28で2位。
2006ドーハアジア競技大会と2010広州アジア競技大会で自由形200メートルの金メダルを獲得した朴泰桓は、大会3連覇を逃した。競技の直後、朴泰桓は「多くの方々が200メートルの金メダルを期待していたし、自分の名前が入ったプールで開かれた大会だったのでプレッシャーがあった。最後の25メートルを残して手と足が思い通りに動かなかった」と話した。朴泰桓は「年を取ったからだろうか」と言いながらため息をついた。