【コラム】3種が無い韓国野党(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.22 18:47
新政治民主連合の朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表が結局戻ってきた。様々な捜査を行ったが一言で改革の刃を引っ込め降参するという意味だ。国民共感革新(非常対策)委員長という席が、非常時に大きな権力を持ついわゆる“非常大権”を握ったと思ったが、錯覚であったということに気づいたのだ。
結局、非常対策委員長は文喜相(ムン・ヒサン)議員が引き受けた。文委員長に問題があるということではない。問題はその過程だ。 党内の主な派閥は外部人事を排除し、次期党権・大統領選挙を狙わない党内の人事、派閥性が弱い中立人事を要求した。いきなりひっくり返すより曖昧に縫い合わせ、形だけ整えようというものだ。