韓・カナダ交易品の99%を10年内に無関税に…あすFTA署名式
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.22 08:31
朴槿恵(パク・クネ)大統領が20日(現地時間)、カナダの首都オタワに到着して歴訪日程に入った。朴大統領は20~22日、カナダに留まってデービッド・ジョンストン総督とシャロン・ジョンストン夫人が主催する国賓晩餐(21日)に参加し、スティーブン・ハーパー首相と首脳会談(22日、韓国時間23日未明)後、韓・カナダ自由貿易協定(FTA)署名式に臨む。朴大統領はオタワ到着後の最初の日程としてカナダ同胞らと晩餐懇談会を行った。朴大統領は挨拶の中で「韓・カナダFTAの正式署名によって、これまでエネルギー資源と製造業中心に発展してきた両国関係がサービス産業や文化産業まで網羅する包括的パートナーシップに発展することになる」と説明した。
韓国-カナダFTAは10年以内に交易品目の99%に対して関税を撤廃することを骨子としている。韓国の最大輸出品目である乗用車関税(6.1%)が3年以内に撤廃され、日本などに比べて価格競争力をもてるようになる。自動車部品(6%)、タイヤ(7%)、洗濯機・冷蔵庫(8%)なども3~5年内に関税が撤廃される。ただしFTA署名後にも両国議会の批准同意手続きが残っている。議会さえ批准すれば、カナダは韓国が締結する12番目のFTA国家となる。