日本の90年代に似ている今のユーロゾーンのデフレ(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.09 13:30
マリオ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が再び声を高めた。彼は4日、定期通貨政策会の直後に記者会見で「多様な資産担保付証券(ABS)を買い入れる」と公言した。基準金利を0.15%から0.05%に下げた直後だ。市場は彼の約束を、量的緩和(Quantitative Easing・QE)の予告として受けとめた。
ところがドラギ総裁は資産担保付証券をいつからいくら買い入れるかは発表しなかった。2年前である2012年7月のドラギ総裁のロンドン宣言と似ている。当時彼は、財政危機加盟国の国債を買い入れると宣言した。その時も具体的な計画は出さなかった。