【コラム】韓流を亡ぼす近道(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.09 08:30
もう1つの事例はロバート・ダウニー・Jr.の人生だ。シャーロック・ホームズシリーズの熱烈読者としてダウニー・ジュニアが主演で登場した『シャーロック・ホームズ:シャドウ・ゲーム』をとても印象深い映画として評価したい。彼は漫画を基に作った映画『アベンジャーズ』や『アイアンマンシリーズ』にも出演して全世界の青少年の憧れの対象にもなった。だが、彼もやはりジョリーのように麻薬に関連する不幸な過去を持っている。90年代に麻薬服用で何度も逮捕され、リハビリ治療などを通して克服した。現在、模範的な芸能人ではないが少なくともファンたちを失望させないように努力を見せてイメージ改善に注力している。
この頃、韓国の有名俳優は韓流のおかげで国際的な名声を得ながらも、たびたび望ましくない私生活で非難されている。韓流スターはハリウッドスターよりも一層節制ある生活を送らなければならないと思う。韓国映画が成功した背景の1つが西欧とは違って「自由」よりは「道徳」を重視した面が少なくないためだ。