“円安・シーズン2”に震える日本(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.04 09:02
理由はどうあれ安倍首相らが好む円安が再び始まったが今回は懸念の声が大きい。円安が日本の輸出に役立っていないと明らかになったからだ。6月の経常収支赤字は39億ドルに達する。1月には155億ドルに達していた。
世界経済研究院の司空壱(サゴン・イル)理事長は、「日本企業が生産施設などを海外に多く移転しており、円安でも輸出が増えなくなっている」と説明した。さらに円安によりエネルギー輸入価格が大きく上昇し経常収支赤字幅が大きくなっている。円安の実体経済チャンネルが作動していないという話だ。そのため専門家らは金融チャンネルの副作用を懸念している。