経常黒字、韓国の半分…青ざめる日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.11 08:36
日本経済に「双子赤字」注意報が浮上した。財政収支と経常収支がともに赤字になるという憂慮だ。日本の財務省が10日発表した統計がこうした恐怖感に火をつけた。昨年の経常収支黒字は3兆3061億円で前年よりも31.5%減少した。3年連続減少しただけでなく、国際基準の統計を発表し始めた1985年以降で最も低調な実績だ。ドル換算すれば323億ドルで韓国(707億ドル)の半分だ。
10兆6399億円に達する貿易赤字が困難に陥った。円安になれば過去のように「J曲ライン」を描いて貿易収支が良くなるだろうという日本政府や市場の期待は見事に外れた。原子力発電所の稼動中断で燃料輸入が急増したものの輸出は大きく膨らまなかった。日本の製造企業の生産拠点の大部分が海外に移った上に、中国のような新興国製品との価格競争が激しかったせいだ。