「アベノミクスは確実、米国・欧州より日本の株に投資を」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.10 11:02
「米国・欧州より日本の株がいい」。9日に韓国を訪れたベアリング資産運用のスコルフィールド・グローバル株式部門代表の言葉だ。日本の日経平均株価は昨年57%も上昇した。金融を緩和(量的緩和)して円安に導いたアベノミクスの影響が大きかった。しかし投資家の立場では「すでに上がるだけ上がったのでは」という懸念を抱くしかない。投資経歴25年、90億ポンド(約15兆ウォン)規模の資産を運用していたスコルフィールド代表は「今でも投資するに値する市場」と述べた。不確実性が支配する世界経済でアベノミクスほど確実なものはないという理由からだ。
--日本株はすでに大きく上がり過ぎたのでは。
「日本は低成長と低金利、デフレを20年間経験した。しかし今は全く違う。安倍政権は景気低迷を終わらせるという確実な目標を持っている。日本銀行(日銀)も一貫して金融を緩和している。超低物価、超低金利の日本では量的緩和の副作用であるインフレ懸念が少ない。アベノミクスはさらに弾みがつくだろう。株式市場で何よりも重要なのはこうした確実性だ」