「IS掃討」、ドイツ70年ぶりの軍事介入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.02 09:22
ドイツが第2次世界大戦以後70年ぶりに殺傷用武器の支援を通した国外軍事介入に出る。ドイツのウルズラ・フォンデアライエン国防長官は先月31日「イラク北部地域で武装勢力イスラム国(IS)と戦っているクルド自治政府に対戦車ミサイルと高性能小銃、手榴弾など武器を提供することに決めた」と発表した。アンゲラ・メルケル首相もこの日「数百万の生命とドイツ・イラクの安保が脅威を受けている」として「今回の決定は、安保利益を害するイスラム国に対応するためのもの」としながら武器支援の背景を説明した。
来週から3回にかけてクルド民兵隊ペシュメルガに供給される武器は、長距離対戦車ミサイル30基、G36攻撃用小銃、G3小銃それぞれ8000丁、歩兵用装甲車5台など計7000万ユーロ(約930億ウォン)相当だ。クルド軍4000人で構成された1旅団が武装できる規模だ。ドイツ政府はこのほかにも現金50万ユーロ(6億6000万ウォン)とヘルメット・保護装備4000個、無線機700台も提供することにした。