IS、米国記者を殺害…オバマ大統領「イラクのどん底」に陥るか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.21 11:20
8日以降イスラムのスンニ派武装勢力「イスラム国(IS)」に対する米軍の空爆が続く中で、ISが米国人記者を斬首した。また別の記者の殺害も予告した。イラクになかなか足を踏み入れたがらず、入れてもきわめて制限的介入だけを望むオバマ米国大統領としては、選択肢が減る「暗鬱な状況」(ロイター)になりつつある。
ISは19日、YouTube(ユーチューブ)に「米国に送るメッセージ」という題名の4分40秒の動画をアップした。オバマ大統領がISへの空爆を認める場面から始まった映像は、まもなく米国人記者ジェームズ・ライト・フォーリー氏(40)が砂漠のまん中でひざまずく姿に変わる。フォーリー記者は過去5年間にリビア・シリアなど紛争地域を取材したフリーランサーカメラマンで、2012年11月にシリアの北部イドリブで行方不明になった。彼のそばには、目だけを見せて全身を黒い布で覆ったIS隊員が立っていた。