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【時視各角】法王までも組分けする2つの見方=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.18 14:23
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先週末の新聞の1面写真は見づらいものだった。ソウル空港でのフランシスコ法王の出迎え場面だ。新聞の1面写真は編集局長や写真部長、編集部長、1面編集者、紙面デザイナーまでがひざを突き合わせて慎重に選ぶ。その日の顔だ。最も重要なメッセージを込めると同時に、新聞の理念や見解までもが背景に敷かれている。15日の1面写真は、ちょうど3通りだった。

保守新聞では法王と朴槿恵(パク・クネ)大統領が主人公だ。あたたかい視線を交えて手を取り合う場面だ。一方、進歩的新聞は法王がセウォル号遺族を慰める写真を一斉に載せた。朴大統領は法王のそばに隠れていたりして見つけるのが難しい。中立的な新聞には、法王だけが登場した。明るく笑ったり国産小型車「ソウル」に乗って手を振ったりしている素朴な写真だ。

 
冷静に見れば、フランシスコ法王の訪韓はバチカンの緻密な戦略によるものだ。アジアを狙った東方工程だ。世界のカトリック信者は12億人。大陸別ではアメリカ(5億9000万人)-欧州(2億4000万人)-アフリカ(1億8500万人)-アジア(1億3000万人)の順だ。人口対比信徒の割合もアメリカ(63.2%)・欧州(40%)はほとんど飽和状態で、現地ではバチカン銀行の黒幕と司祭のスキャンダルでイメージが崩れた。一方世界人口の半分であるアジアのカトリック信者の割合はわずか3%。そのうえフィリピン(信徒7500万人)をのぞけば不毛地帯のようなものだ。アジアはバチカンのブルーオーシャンということだ。法王が外交関係のない中国領空を通過しながらあえて祝福メッセージを送ったことには全て理由がある。

バチカンの立場とすれば、韓国のカトリックは孝行息子だ。あらゆる迫害を乗り越えて信徒500万人を超えた。韓国の新教(プロテスタント)が教会世襲のような醜聞にさまよう間に中産層エリートを中心にカトリック信者が急増している。人口対比の信者数がソウル新亭洞(シンジョンドン)は5%である一方、道路1本隔てた富裕層の街である木洞(モクトン)では20%を越える。宗教学者は韓国カトリックの強みとして現地化を挙げる。新教の主流はプロテスタント→米国→韓国へ渡ってきて比較的、原理主義的指向が濃厚だ。一方カトリックはユーラシア大陸から多様な国家を経て東の端の韓国に伝来した。先祖の祭事まで認めるほど拒否感が減っている。


【時視各角】法王までも組分けする2つの見方=韓国(2)

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