【コラム】金正恩の妹と夫人、平壌女性の“ファッションアイコン”に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.12 17:44
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北朝鮮住民のファッションが変化している。北朝鮮女性のファッションをリードする李雪主夫人(写真左)。かかとが高い“キルヒール”も流行している(写真右)。(写真=中央フォト)
平壌(ピョンヤン)で最近最も人気がある遊園地は中区域にある綾羅(ヌンラ)人民遊園地だ。2年前の2012年7月、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記(30)が李雪主(リ・ソルジュ)夫人(25)を「ファーストレディ」として初めてデビューさせたところだ。当時の開園式で、金正恩が衰弱した叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)と高齢の幹部を360度回転する遊具に乗せ、みんなを茫然自失させた場所だ。
先日、ここを金正恩の妹キム・ヨジョン(25)と約10人の友人が訪問した。長い髪にそれなりの服装をし、手首にはスカーフを巻いていた。遊具に乗った他の友人が悲鳴をあげているのに対し、キム・ヨジョンは余裕の表情で手を振っていたという。幼い頃、兄とスイス・ベルンの国際学校で早期留学をした当時、日本のディズニーランドなどを旅行した経験のためのようだ。遊園地で仕事をする職員と随行員はもちろん、住民がこれを見た。それ以降、平壌市内では女子学生が手首にスカーフをまくのが流行になっているという。