中国スマートフォン、自国で部品80%調達して急成長(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.08.12 16:31
世界スマートフォン市場が揺れ動いている。サムスン電子-アップルの2強構図に中国企業が激しく挑戦している様相だ。市場調査機関カナリスは最近、「この2四半期間、中国市場でサムスン電子が現地企業の小米(シャオミ)に1位を奪われた」と明らかにした。発表によると、小米のシェアは約13.8%(1499万1570台販売)。サムスン電子のシェアは12.2%(1322万8430台)で2番目だった。3-5位はレノボ(シェア12.0%)などの中国企業だった。
小米は最近、自社の最新スマートフォン「Mi4」を発売し、台湾の電子製品生産専門会社フォックスコンの金属加工工程を説明するのに長い時間を使った。アップルのiPhone5Sのようにステンレス外観を持つMi4も、iPhone5Sと似た工程を経て生産されるという点を強調したのだ。小米はこれにとどまらず、自社に部品を供給する協力会社の名簿も公開した。サムスン電子はもちろん、ソニー、フィリップス、クアルコムのようなグローバル企業の名簿もあるが、ほとんどが中国の部品会社だ。