【コラム】オバマの末っ子同然の米大使が韓国に来る(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.11 10:00
「黒人5人が事故を起こそうとしている。防ぐ方法は?」。答え、「バスケットボールを投げつける」。黒人がどれほどバスケットボール狂なのかを遠回しに言った、米国では良く知られたジョークだ。
半分は黒人の血が流れているバラク・オバマ米大統領も、その例外ではない。例外どころか彼にとってバスケットボールは信仰であり夢であり、人生だった。インドネシアからハワイに転校してきた田舎者のオバマ氏を救ったのもバスケットボールだった。一人ぼっちになるところだった彼は、バスケットボールを通じて友達と付き合い孤独から解放される。たった1度会っただけのケニア出身の実父の唯一のクリスマスプレゼントもバスケットボールだった。
オバマ氏の中・高校生時代の夢はバスケット選手だった。それで死ぬほどバスケットボールだけをしている「体育館の練習の虫」だったと友人らは覚えている。彼は弁護士を夢見る友人の卒業アルバムに、こんなメッセージを書いた。「私がプロバスケット選手になって球団側と問題が生じたら、君が弁護士になって解決してくれよ」。