バスケットW杯に韓国協会の姿はなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.04 10:44
世界最大のバスケット祭りである2014国際バスケットボール連盟(FIBA)ワールドカップ(W杯)に出場した韓国男子バスケット代表が孤独に戦っている。スペイン本土から南に約1000キロ離れたラスパルマスのグラン・カナリア島で大会に出場している韓国代表は、相手ファンの熱狂的な応援の中で戦い、世界トップクラスとのレベル差を実感している。
韓国は3日現在、組別予選で3連敗中だ。連敗には理由がある。韓国バスケットを総括する大韓バスケットボール協会の姿が見えない。W杯を通じて得られるものは多いが、協会は他人事のように無関心だ。バスケットW杯で韓国は脇役だ。FIBAランキング31位の韓国は参加国のうち最も実力が劣る。行政力はなおさらだ。
バスケットW杯の現場で駆け回っている人はバン・ヨル・バスケットボール協会長(73)1人だけだ。協会の実務陣は現場に一人も来なかった。各分野のスタッフを総動員した他国とは比較にならない。