韓国地上波3局、W杯大幅赤字で視聴者に負担押しつけ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.10 10:39
2014年ブラジルワールドカップ(W杯)を共同中継した地上波放送3局の損失が数百億ウォン台に達すると推定される中、赤字を埋めるための手段が今大会をめぐるもう一つの論争を呼んでいる。
放送通信委員会の関係者によると、今回のW杯中継放送による損失規模は3局合わせ500億ウォン(約50億円)を超える見込みだ。このため地上波はケーブルTV・IPTVなど有料放送に対し、W杯中継放送に対する代価を要求し、訴訟を準備中だ。W杯開始前から従来の再転送料のほか、W杯放映分を追加で支払うよう要求したが、受け入れられないため、訴訟というカードを取り出したのだ。もしこの訴訟で地上波が勝訴する場合、結局、有料放送利用料金の上昇につながり、興行失敗の負担を視聴者が抱え込むのではという指摘が出ている。