韓中FTAを足がかりに「第3次中国ブーム」を起こす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.03 09:55
韓中修交22年。両国間の経済協力には2度の「中国ブーム」があった。最初のブームは修交元年である1992年から1997年まで6年余りにわたった。当時両国の貿易は堰を切ったように急増し、年平均32%の伸び率を記録した。2度目のブームは2001年の中国の世界貿易機関(WTO)加盟を契機に始まった。中国の輸出が急増し、部品や半製品などの中間材を主とした韓国の対中輸出もともに増えた。2005年まで続いたブームの間に両国間の貿易は年平均33.7%に達した。
3度目のブームは来るだろうか。業界専門家らは「FTAを契機にブームがくるかもしれない」と話す。FTAが両国の経済協力パラダイムを変え再び経済協力規模が爆発的に増えるという話だ。習近平中国国家主席の今回の韓国訪問はその里程標になる可能性が大きい。両国首脳は今回の会談を通じFTA交渉の突破口を用意する公算が大きいためだ。KOTRA中国室のホン・チャンピョ室長は、「今回の首脳会談でFTA協定に対する概略的なタイムテーブルが出てくるだろう。韓中の経済協力環境の変化に対応しなければならない」と話した。