【中央時評】習近平の訪韓と同床異夢計算法(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.30 11:20
7月3日に予定された中国の習近平国家主席の国賓訪問に、世間の関心と期待が集中している。「修交後、韓中関係は最高レベル」という評価とともに、両国関係が「戦略的協力パートナー」から「全面的協力パートナー」に格上げされ、中露関係レベルになるという見方も出ている。
さらに習主席は、新しく就任した中国の指導者が北朝鮮を先に訪問してきた過去の慣例を破り、今回、韓国を優先的に訪問することにした。「重韓軽朝(=韓国を重視し、北朝鮮を軽視する)」が公式化するのではという観測が出ている背景だ。韓中自由貿易協定(FTA)交渉の早期妥結、民間経済協力の強化、日本の突出行動に対する協調など、顕著な成果が期待される。