【コラム】“大統領病”が問題だ=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.01 11:00
国家百年の大計である教育の責任を負うべき人は、あらゆる不正・腐敗疑惑に悩まされている。論文盗作だけでいったい何件になるか分からない。そのような人にどうして私たちの子供の未来を任せられるのか。経済民主化は大統領の代表公約の1つだった。それを先頭に立って無力化し、不動産を通した景気浮揚に没頭する人が経済部署のトップになった時、果たしてこの国の経済は完全に回っていくのだろうか。
大統領から気付かなければいけない。胸に手を置いて思案して、自身を振り返ってみなければならない。何が誤っていたのか注意深く確かめてみなければならない。過ちは別のところあるのではない。セヌリ党常任顧問である朴寛用(パク・グァンヨン)元国会議長が中央日報とのインタビューで苦言した通り「大統領病」のためだ。大韓民国のすべてのことは自己責任のもとに成り立つべきだと信じる過分な欲、統一大統領にならなければならないという強迫観念、私は国政をうまく遂行しているが報道機関と広報チームが問題だという錯覚から、一日も早く抜け出さなければならない。