北朝鮮を怒らせたこの映画…「どの制裁よりも効果的」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.01 10:47
チャ氏は「外務省の声明の翌日、東海(トンヘ、日本名・日本海)に向けて3発のミサイルを発射したのは、間違いなく彼の神経を障ったという意味」と述べた。映画の海賊版がDVDやUSBなどを通じて北朝鮮に流入する場合、住民に金正恩が暗殺される可能性があるという考えを広めたり蜂起を助長する可能性があるためという解釈だ。
チャ氏は、映画が米国と北朝鮮の間に実際の戦争を引き起こす可能性は小さいとみている。その代わりハリウッドが金正恩一派について人権を侵害する狂った独裁者として描写するほど、北朝鮮政権はよりいっそう圧力を受けると予想した。チャ氏の指摘のように、ハリウッドは北朝鮮が米国本土を侵攻する「レッド・ドーン」(Red dawn、2012)、ホワイトハウスを焦土化させる北朝鮮テロリストを扱った『エンド・オブ・ホワイトハウス』(Olympus has fallen、2013)などを制作してきた。