コピーがオリジナルを凌駕? 韓国、中国のコピー商品訴訟争いで苦悩(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.24 16:02
農心の辛ラーメンやオリオンのチョコパイも、コピー商品のために頭を痛めている。農心関係者は「現地の専門企業などを雇用して証拠収集に乗り出している」と明らかにした。ピングレのバナナ牛乳は、昨年250億ウォンの売り上げを中国で期待したが、コピー商品の“集中攻撃”を受けて150億ウォンの売り上げにとどまった。ピングレ側は「出てきたものは似ているが、とても全く同じであることもなくて、適当な対応案がない状況」と打ち明けた。
流通・食品企業の中ではイーランドが自社コピー商品の販売を放置したショッピングモール「タオバオ」を相手に告訴して6年後の2012年に最終勝訴した。KGC人参公社は「正官庄(ジョングァンジャン)」をコピーして「ジョンハンジャン」を作った広東ジョンハン製薬を相手に中国裁判所で2審まで行った結果、同年10月に21万5000中国元(約3700万ウォン)の損害賠償と新聞の謝罪広告掲載命令を受け取った。