『星から来たあなた』盗作疑惑で振り返る韓国のドラマ盗作問題(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.12.27 14:19
2013年韓国放送界では盗作疑惑問題に巻き込まれるドラマが本当に多かった。
SBS(ソウル放送)のドラマ『君の声が聞こえる』は短編推理小説『悪魔の証明』を、tvN『ナイン』は仏小説家ギヨーム・ミュッソの作品『あなた、そこにいてください』の盗作疑惑が取り沙汰された。『野王』は、脚本を執筆したイ・ヒミョン作家が盗作疑惑を受けて韓国放送作家協会から除名された。これらほとんどの作品は、今年、高視聴率を記録したり作品性を認められたりした作品ということで、波紋が特に大きかった。
現在放映中のSBS水木ドラマ『星から来たあなた』も同様だ。チョン・ジヒョン、キム・スヒョンという豪華キャスティングに加え、2話分だけで20%(ニールセンコリア)に迫る視聴率を記録して勢いに乗っている最中に盗作疑惑が持ち上がった。最近、漫画家のカン・ギョンオク氏は、『星から来たあなた』が自身の漫画『ソルヒ』と多くの部分で重なるとし、ブログを通じて問題を提起した。これに対し『星から来たあなた』製作会社と同作の脚本を手がけるパク・ジウン氏は今月22日、「カン氏が問題視した部分は誰でも扱うことができる素材とキャラクター設定」と反論したが、カン氏は23日、これに対して再び反論して具体的な類似点をひとつひとつ明らかにした。