「新薬不毛地帯」韓国で11年ぶり2番目のグローバル商品誕生(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.23 17:23
11年ぶりに韓国内で2番目の「グローバル新薬」が誕生した。
東亜(トンア)製薬系列の専門医薬品製薬会社である東亜STは22日、「一般抗生剤で治療できないスーパーバクテリア治療用抗生剤『Sivextro』(成分名tedizolid)が21日、米国食品医薬局(FDA)から新薬の許可承認を受けた」と明らかにした。
韓国の製薬会社が開発した新薬がFDAの許可を受けたのは2003年のLG生命化学の抗生剤以降2番目だ。昨年、米国と欧州保健当局で許可を受けた化学合成新薬が20件余りに過ぎないほどグローバル新薬を出すのが容易ではない状況で、国内の製薬会社が成し遂げた貴重な成果だ。製薬業界の関係者は「韓国の製薬会社が多国籍製薬会社の新薬をコピーして安値で売るジェネリック(複製薬)に安住してきたが今回、東亜製薬が長兄の役割をしっかり果たした」と話した。