【中央時評】神聖な聴聞会を収賄罪の前科者が主宰?…国民は納得できるのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.18 17:20
朴議員は赦免・復権と有権者の選択を受けたため資格があると主張するかもしれない。しかし赦免・復権は同じ党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がしたことだ。そして赦免・復権でも前科は消えない。このため選挙の度に選管委の公報に前科が印刷される。国会議員当選というのは、有権者が彼を議員に選択したということであり、前科を消したのではない。「青瓦台秘書室長収賄1億ウォン」という前科は永遠に残る。
新政治連合が深刻な前科者を公的に重要な地位に座らせたのは今回が初めてではない。前回の総選挙直前、安哲秀(アン・チョルス)勢力と新党を結成する際、民主党は薛勲(ソル・フン)議員を創党準備団長に任命した。薛議員は2002年大統領選挙当時、ロビイストのチェ・ギュソンが李会昌(イ・フェチャン)候補側に20万ドルを伝えたと虚偽暴露をした。当時、青瓦台の核心秘書官の指図を受けて虚偽資料を発表したのだ。薛議員は後に1年6月の懲役刑(執行猶予)を言い渡された。新しい政治をすると言って世の中を変えるかのように宣伝しながら、党は創党準備団長に「旧政治不正前科者」を座らせたのだ。