【コラム】大韓民国、使い捨て社会から脱却したら…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.03 11:25
私はコーヒーが本当に好きだ。ところでカフェでコーヒーを注文する時は困惑している。コーヒー自体は、やはりおいしい。ところでこのコーヒーが紙コップの服にプラスチックの帽子をかぶり、時には紙のベルトまでつけて現れる。ここに5~10枚のナプキン、砂糖とクリームをかき回すスティックを伴う。ときおりウェットティッシュと宣伝用のビラまでついてくる。
資源枯渇のこの時代に、韓国で途方もない物質の浪費を見るのは苦痛だ。特に残念な点は、多くの韓国人がそういう習慣が誤っていると認識さえできないということだ。スタッフもやはり顧客にこんなに多くの使い捨ての物が必要なのかを尋ねず、店舗内で飲む顧客にも、紙コップの代わりにマグカップを使うかを尋ねない。最初からマグカップを洗う空間をなくしてコストを節約する店も多い。