「定時退勤」なく、夜勤の日常化…韓国労働生産性の低さは当然(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.14 10:52
時計が午後6時半を示すと、すぐに席から立つ社員。「チーム長、私は先に帰ります」。すると聞こえてくるチーム長の声。「もう“定時退勤”するの?」。彼はお構いなしに荷物をまとめて出る。決まった業務量を全て終えたためだ。
昨年まで国内のある企業で社員として勤めていた豪州人マイケル・コッケン(Michael Kocken、29)が思い出す自身の退勤風景だ。彼は「仕事を定刻に終わらせて家に帰るのは、怠けた会社員ではないから」と考える。だが大多数の韓国人同僚の退勤は、自身とは全く違っていた。「仕事をいくらはやく処理しても結局夜勤をしなければならないと思うから、夜勤時間を含めた一日で業務計画を立てていた」。