電力大乱、市民の苦痛ばかりを求めるのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.13 08:48
#蔚山(ウルサン)の昼間の最高気温が36.6度を記録した12日午後1時、蔚山市三山洞(サムサンドン)の衣類売り場。女性顧客と店員がもめていた。あれこれ試着しようする顧客に店員が「汗のために服が汚れる」と難色を示したのだ。節電のため冷房を弱くしており商品を見るため店内をゆっくり歩いても汗が出るほどだった。女性顧客は、「電気を節約しなければならないということは理解するが、政府の政策ミスで起きた電力危機のためになぜ国民が服を買うところまで不便を体験しなければならないのか」と不満を述べた。
#同日午後3時、ソウル・明洞(ミョンドン)のアクセサリー店。最初からエアコンをつけていなかった。ドアの代わりにビニールシートを付けて冷房をする場合、ドアを開けたままエアコンをつけていると見なされるためだ。商品を見ていた客は商品を戻すと汗を拭いてその場を離れた。店主は「大企業は電気をどんどん使うのに私たちのような小商人はエアコンする思う通りに使えなくされ商売できない状況だ」と話した。