<朴大統領談話>「海洋警察の解体」…初の国家機関問責
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.20 08:42
朴槿恵(パク・クネ)大統領が19日、セウォル号惨事に関する対国民談話を発表して海洋警察庁を解体し、安全行政部・海洋水産部・海洋警察に分散していた災難救助機能を統合一元化する国家安全処を新設すると明らかにした。セウォル号惨事から34日後にして、「安全な大韓民国」のための国家改造の構想を具体的に明らかにしたのだ。
朴大統領は談話で「最終責任は大統領である私にある」と無限責任を認めて謝罪した。引き続き「苦心の末に、海洋警察を解体する結論を出した」として「今後、捜査・情報機能は警察庁に移して、海洋救助・救難と海洋警備の分野は新設する国家安全処に移し、海洋安全の専門性と責任を大幅に強化する」と明らかにした。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「全体的な政府組織法を改正しながら組織を分離・合体するケースはあったが、今回のように格別の措置で政府組織を解体するのは事実上初めて」と話した。