<朴大統領談話>海洋警察パニック「解体になるとは…」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.20 08:40
「朝の談話文発表を見た後、みんなパニック状態になった」。朴槿恵(パク・クネ)大統領の談話文発表を見た政府部処の公務員は大きなショックを受けた。特に組織が大きく縮小されたり解体される安全行政部・海洋水産部・海洋警察庁の公務員は一日中、仕事が手につかない雰囲気だった。
安全行政部の幹部は「安全行政部から安全管理本部が分離し、新設される国家安全処に移管される程度とみんな予想していた。本当に驚いた」と語った。ある職員は「セウォル号惨事の初期対応の問題で、国民の恨みの声が強まり、その間自粛していた。それでも足りず組織が3等分され、事実上の解体危機に置かれ、まさに剖棺斬屍(墓から屍を取り出して首を切る)という感じ」とため息をついた。
他の部処の公務員の間では「安全行政部が公職社会の『甲の中の甲』として君臨し、今回撤退を迎えたのは当然だ」という反応もある。世宗庁舎のある公職者は「首相傘下に編成される行政革新処と国家安全処の勤務者は、ソウル世宗路を離れ、首相秘書室と国務調整室がある世宗庁舎に勤務地を移してこそ、公務員の苦衷を理解するだろう」と話した。