<韓国旅客船沈没>初期救助活動が遅すぎる…大きくなる海洋警察のずさん救助疑惑(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 10:11
旅客船「セウォル号」が沈没した16日午前9時44分。海洋警察1人が左に60度ほど傾いたセウォル号の甲板に立っている。急派された警備艇123艇の乗組員、イ警査だ。セウォル号のそばにある海洋警察の高速艇(小型ゴムボート)からセウォル号に乗り込んだばかりのようだ。
位置は船の前でも後ろでもない真ん中。乗客がいる船尾側には見向きもせず、前方に歩いていった。船は大きく傾いていたが、甲板に垂直の船の欄干を歩くことができた。船の前方の救命いかだに行ったイ警士は船に固定されているいかだを手で出そうとしたが、うまくいかず、足で蹴ったりもした。このような行動は2、3分続いた。