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【コラム】喜ばしい強いウォン=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.08 10:27
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セウォル号沈没事故に隠れ注目を引くことができなかった経済変数がある。為替相場だ。ウォンの上昇が尋常でない。ドルに対しウォンはこの1カ月で約4%上がり一気に1ドル=1020ウォン台に入った。すでに1ドル=1000ウォン台とその向こう側の900ウォン台が射程圏内に入ってきた。最近の連休を海外で過ごした人たちは強くなったウォンの恩恵をしっかりと得ただろう。

以前であれば「輸出に赤信号」「企業採算性悪化」のような声が大きかったが、今回は物静かだ。セウォル号沈没事故のためだけではないようだ。為替相場に対する国民の認識転換と解釈したい。「輸出で生きる国なのでウォンは安いほど良い」という考えが、「そうして輸出企業を押したところで何が良くなったのか」という側に変わっているという話だ。

 
国民はこれまで政府の「ウォン安政策」に耐え従ってきた。貧しかった時代に長男を大学に送るために弟たちが学業をあきらめたようなものと考えた。長男がうまくいけば家が隆盛し弟たちも恩恵を得られるものと考えた。しばらくの間は実際そうだった。輸出企業のおかげで経済成長は活発で雇用も増えた。

しかしこうした「落水効果」はますますかすんできている。金融危機後は特にそうだ。輸出大企業は余裕資金を持て余すほどになったが国内投資と雇用にはつながらずにいる。実際2008年以降のウォン安は行き過ぎで、輸出企業に過度な恩恵を抱かせた側面がある。ウォンが強かった2006年(年平均1ドル=955ウォン)と2007年(929ウォン)も輸出はうまくいった。2007年の輸出は前年より14.1%増え、経常黒字も118億ドルに達した。

この数年間で経常黒字は雪だるま式に増えた。輸出企業の製品革新と世界経済の回復のおかげだが、弱いウォンがあおったのは明らかだ。昨年の経常黒字は799億ドルで、国内総生産(GDP)の6%を超えた。ここには輸入が0.8%減少したのも一役買った。過度なウォン安のため内需が押さえつけられた結果とみることができる。


【コラム】喜ばしい強いウォン=韓国(2)

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