「想像以上の措置」と言いながら50発だけ射撃…怪しい北朝鮮(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 09:40
この日の射撃を北朝鮮内部の政治状況に結びつける見方もある。情報当局は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が25日東海岸で射撃訓練を参観した直後「(北西島しょを担当する)西南戦線司令部は砲射撃がうまいのに(東海岸部隊は)射撃訓練がまともにできていなかった」と叱責したものと把握している。
この言葉通りならば軍部が金正恩(キム・ジョンウン)の叱責を挽回するために「砲射撃がうまい」という西南戦線司令部が北西島しょ地域で射撃の実力を見せたものと解釈することができる。最近権力ナンバー2の崔竜海(チェ・ヨンヘ)総政治局長の失脚説が出ており、連日猛烈な対南誹謗が続いているのも揺れ動く平壌(ピョンヤン)の権力内部の変化と関連したものである可能性が提起されている。