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【コラム】いまは核実験をする時ではない=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.29 10:52
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これまで北朝鮮の核問題は挑発と制裁の悪循環を繰り返してきた。北朝鮮制裁が期待した効果を発揮できなかったためだ。北朝鮮は石油資源を持つイランのように失うものが多い国ではない。中国という決定的な穴もある。北朝鮮体制の不安定化を望まない中国は制裁に参加しても北朝鮮の息の根が切れるほどまで圧迫はしない。制裁カードが北朝鮮に効かない理由だ。

対話を再開し北朝鮮の核活動をひとまず現水準ででも凍結させることはそれなりに良い対案だ。制裁一辺倒に追い詰めれば結局北朝鮮の核保有数ばかり増やす格好になってしまう。北朝鮮が4度目の核実験カードで揺さぶっているいまが対話の可能性を模索できる機会だが、韓米首脳はこれに目を背けた。

 
韓米首脳会談の結果を説明しながらオバマ大統領は最初にミサイル防衛(MD)体制に言及した。韓国型ミサイル防衛(KAMD)体制を独自に推進するものの米国のMDとの相互運用性を強化することにしたということだ。中国を意識し「独自」という表現を使っただけで、実際は米国のMD体制に連動させるという意味だ。そうするにはミサイルとレーダー施設など巨額の軍事装備を米国から持ってこなければならない。韓米首脳はまた、韓日米3カ国間の軍事情報交流にも合意した。北朝鮮の核の脅威を口実に韓国を韓日米3カ国同盟の枠組みに引き込み対中牽制を強化すると同時に韓国に対する武器販売まで増やせるため米国としては一石二鳥だ。成果もない「戦略的忍耐」路線をオバマ大統領が5年以上にわたり固守している理由なのかもしれない。

北朝鮮が長距離ミサイルを撃ち、4度目の核実験をしてもセウォル号事故の衝撃を覆うことにはならない。韓国国民が感じているセウォル号のトラウマはそれほどに大きく深い。北朝鮮がいま核やミサイルで挑発するなら韓国の民心は北朝鮮に完全に背を向ける可能性が大きい。すべてのことにはタイミングがあり順序がある。いま韓国国民には悲痛さをやわらげ、心を取り戻す時間が必要だ。事態を収拾して責任を問い詰めシステムを整備する時間も必要だ。同族の悲しみに目をそらしたまま核実験ボタンを押すならば韓国人の胸に消すことはできない傷としこりを残すだろう。核実験であれミサイル発射であれ、いまはその時ではない。

ペ・ミョンボク論説委員・巡回特派員




【コラム】いまは核実験をする時ではない=韓国(1)

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