鄭首相が辞意…朴大統領「事故収拾後に辞表受理」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.28 09:04
鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相が27日、セウォル号沈没事故の責任を取り辞意を表明した。朴槿恵(パク・クネ)大統領も鄭首相の辞意を受け入れることにした。ただし辞表の受理は事故収拾後になる。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)のミン・ギョンウク報道官は、「朴大統領は鄭首相が辞意を表明したことに対し、(辞表を)受理することにした。しかし朴大統領は『いま最も急がれるのは救助作業と事故収拾で、これが最優先なので事故収拾後に受理することが望ましい』と話した」と伝えた。
鄭首相の辞任は「朴槿恵政権の国家改造プロジェクト」の信号弾になると分析される。鄭首相の辞意表明を機に朴大統領の大々的な問責・刷新人事に弾みがつくことになるという見方だ。内閣総辞職のカードまで議論されている中で、朴大統領が内閣改造の幅と時期をめぐりどのような決定を下すのか注目される。朴大統領は今回の事故過程で官僚社会の総体的乱脈像が表面化しただけに、人的刷新だけでなく「安全な国作り」などに向けた「国家改造」水準の大々的な革新を断行する方針だ。