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【コラム】韓国社会の責任倫理と職業倫理を呼び覚ました“最後のひと言”(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.28 10:41
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妹にライフジャケットを着せて行方不明になった6歳上の兄、友人にライフジャケットを譲って亡くなった高校生、初めての教え子を生かして船とともに沈んだ新人の女性教師、傾く船の欄干にぶらさがって教え子にライフジャケットを投げた担任教師、一寸先も見えない海に飛び込んで救助に尽力を注いだ名も知らぬ潜水隊員、彼らの犠牲と献身は、闇の中の一筋の光のようだった。そうかと思えば悲嘆の涙の海で、何かの写真でも撮ろうとして追い出された政・官関係の人々の振る舞いは、どれくらい薄汚いことか。救助現場で支離滅裂になった指揮体系、必須人材と装備の遅延投入、災難専門家が排除された災難対策本部の官僚主義…、国民皆の心が真っ黒に燃え上がった。

誰が「先進国の入口」をうんぬん言うのか。船1隻沈没してもこのような恐慌状態に陥る場所に、同時多発テロが発生したらどうするのか。安全管理がめちゃくちゃな所は、旅客船1つだけではない。韓国社会の各部門の責任意識が革命的に刷新されない限り、先進化の道ははるかに遠い。災難関連法案を大量に放置したまま、ひたすら政派争いにだけ没頭してきた政界、労を惜しむのに汲々とする官僚たちに刷新を期待するにはあまりにも疲れた。公職社会よりも力量が優れる民間に期待するしかない。企業・工場・学校・病院・公演施設や社会・宗教団体が不十分な条件でも最適な災難対応システムを自ら備えれば無責任な官僚や政界もやむをえず追従するのではないだろうか。

 
4月は残酷な月だが復活節の季節でもある。咲ききることができず、わびしく散った私たちの花のように、美しい魂が安息の魂へと復活することを祈る。命が尽きるまで、自分の場を守ったパク・ジヨンさんの葬儀室には、「大韓民国国民」の名前で捧げられた造花が置かれていた。遺言のような彼女の最後のひと言が、総体的に崩れた大韓民国の生命倫理を、韓国社会の責任倫理と職業倫理を呼び覚ましている。

「乗務員は最後だ!」

イ・ウグン 法務法人忠正(チュンジョン)代表




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