【コラム】セウォル号悲劇…鬱憤障害か、外傷後の成長か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.25 16:36
戦争・大型火災・自然災害や各種暴力など生命が脅かされる災難を体験すれば、人々は身体的な外傷だけでなく精神的・心理的にも深刻な外傷を受ける。災難当時や直後には気が抜けて、深刻な緊張に苦しめられてぼうっとした状態になるいわゆる「メンタル崩壊」状態に陥る。この時はケガをしたり血が流れたりしていても痛みさえ感じられない。
そのうち時間が経つと、むしろ胸が高鳴り、心が不安で具合が悪くなる時がある。1人で静かにしている時は、ふとその時のことを思い出して恐ろしくなったり、小さな音や刺激でも敏感になったりする。これを「急性ストレス状態」という。