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【コラム】セウォル号悲劇…鬱憤障害か、外傷後の成長か(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.25 16:36
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戦争・大型火災・自然災害や各種暴力など生命が脅かされる災難を体験すれば、人々は身体的な外傷だけでなく精神的・心理的にも深刻な外傷を受ける。災難当時や直後には気が抜けて、深刻な緊張に苦しめられてぼうっとした状態になるいわゆる「メンタル崩壊」状態に陥る。この時はケガをしたり血が流れたりしていても痛みさえ感じられない。

そのうち時間が経つと、むしろ胸が高鳴り、心が不安で具合が悪くなる時がある。1人で静かにしている時は、ふとその時のことを思い出して恐ろしくなったり、小さな音や刺激でも敏感になったりする。これを「急性ストレス状態」という。

 
多くの人々は時間が経つうちに自ら体と心の傷を克服して学業や日常に戻る。しかしこのような人々も時折、感情が込み上げたり憂うつになったりする場合が多い。戦場から帰ってきた兵士が表面的には元気なようでも「以前のようにうまく暮らせないこと」と似たケースだ。

そのうち災難後1カ月以上が過ぎても事故当時の事を夢や記憶で再体験したり、感情的にまひしたりする症状が続けば「外傷後ストレス障害」を疑ってみなければならない。このような症状は半年以上慢性的に続く場合もあり、初めは大丈夫でも数カ月が過ぎた後に始まるケースもある。

もちろん大きな災難にあって逆境に打ち勝ち、より大きな人物として成長するケースもたくさんある。ユダヤ人収容所で生き残って事業家として成功したり、幼い頃の傷を克服して人格的に成熟した大きな人物になったりする場合だ。これを称して「外傷後の成長」という。誰かの言葉のように「他人がつまずいた石の角が、誰かにとってはより大きな世の中に向けた踏み石」になるのだ。

心理的外傷後、誰が成長して誰がストレス障害になるのかは、個人の心理的回復力(神経弾力性)にかかっている。引けば長く伸び、置けば再び元に戻るゴムひものように、心理的な回復をどれほどうまくやるかという個人の持って生まれた体力や性格、家族・周辺環境などによって変わる。持って生まれたものは仕方のないことだが、家族や社会構成員の支えと周辺環境、心を成長させようとする修練などは努力で可能になる。

セウォル号沈没事故が社会的に大きな衝撃を与えている。こうした時ほど私たちの社会は大型災難にともなう「社会的外傷後鬱憤障害(Embitterment disorder)」に気を遣わなければならない。

外傷後鬱憤障害は、旧ドイツ統一後に東ドイツ人から出てきた心理状態が代表的だ。経済的にはより良く暮らすことになったが、公共機関への信頼が下がり社会的不均衡と不公正を繰り返し経験した人々の心には憤怒が積み重なっていった。もし感情に傷を与えて鬱憤を感じさせることを経験したり、考えるたびに繰り返し腹が立ったりして自らを憂鬱に不幸にするような考えが繰り返されるならば、鬱憤障害を疑わなければならない。鬱憤というのは「長期間にわたり不当に扱われてきたために憎しみ・怒りを感じさせること」で、鬱憤障害の患者が主に感じる感情は鬱憤・怒り・無気力感だ。


【コラム】セウォル号悲劇…鬱憤障害か、外傷後の成長か(2)

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    2014.04.25 16:36
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    イラスト=カン・イルグ
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