【社説】北朝鮮、オバマ大統領の警告に耳を傾けるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.25 14:09
オバマ米大統領が日本訪問を終えて今日訪韓し、朴槿恵(パク・クネ)大統領と首脳会談をする。オバマ大統領の訪韓は4回目、朴大統領との会談は3回目だ。北朝鮮が核実験の準備を終えたという兆候が出ている中で会談が行われるだけに、北朝鮮の核問題と韓米同盟の強化が主な議題となるだろう。オバマ大統領は中央日報の単独書面インタビューで、北朝鮮が核実験をすれば「国際社会の断固たる対応に直面するはず」とし「我々は同盟およびパートナー国家とともに北朝鮮に対する圧力を増大させるために協力するだろう」と述べた。また「北朝鮮が核実験をすれば、国際社会で孤立が深まるだけだ」と強調した。オバマ大統領は24日の日米首脳会談でも、「北朝鮮の指導者が一流国家を作ろうとするなら、行動を変えなければいけない」とし「米国は北朝鮮が違う道を選択するよう圧力を強める可能性がある」と明らかにした。
北朝鮮はオバマ大統領の警告を聞き流してはならない。韓米首脳は、北朝鮮の4度目の核実験を防ぎ、最終的に北朝鮮が核を放棄する道を進む案を議論することを願う。中国の北朝鮮に対する影響力が大きいからといって、中国ばかり見つめていては、北朝鮮の核問題は解決しない。関係国が段階的かつ包括的な接近を始める時、北朝鮮の核時計を戻すことができる。