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オバマ大統領、中央日報と単独インタビュー…再選後、韓国メディアとは初めて

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.25 09:44
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オバマ米大統領は「米国だけが世界で唯一の超強大国」とし「米国は軍事力や経済力などすべての面で、どの国も匹敵しない能力を備えている」と述べた。

オバマ大統領は就任後4度目の韓国訪問を翌日に控えた24日、中央日報の単独書面インタビューで、「中国が国際社会の平和と安全に寄与することを期待している」とし、このように明らかにした。

 
特に韓中関係について、「朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国との経済協力を増やし、建設的な関係を結ぶことは歓迎する」としながらも「ただ、韓国の安保と繁栄の基礎は米国」と強調した。

オバマ大統領が2012年に再選に成功した後、韓国の報道機関のインタビューに応じたのは初めてだ。

オバマ大統領は最近、北朝鮮の4度目の核実験の動きに関し、「もし北朝鮮がまた核実験という失敗を犯せば、国際社会の断固たる制裁を覚悟しなければならないだろう」とし「国際社会で自ら孤立を深めるだけで、何も得ることはないということを、はっきりと知ることになるだろう」と警告した。

これとともに「韓日米は北朝鮮の核脅威に対して団結して対応するはずであり、中国も北朝鮮の非核化に対しては我々と同じ利害を持っている」とし「北朝鮮が韓国に対する挑発を続け、核を放棄しなければ、平壌(北朝鮮当局)はそれ以上はない孤立を味わうことになるだろう」と述べた。

オバマ大統領は「今回の訪問で、韓国に対する米国の防衛公約は決して揺れることなく守られるという点を改めて強調する」とし「我々は同盟の現代化(modernize)を推進していく予定」と明らかにした。

また、朴大統領の統一大チャンス論に関し、「韓半島(朝鮮半島)の統一のためにあらかじめ備えようとする朴大統領の努力とビジョンを支持する」と述べた。

セウォル号沈没事故と関しては「同じ親として愛する子どもを亡くし、悲嘆にくれる親に同情する」とし「韓国に行けば、韓国の国民に米国国民の哀悼を伝える機会があるだろう」と述べた。また「友人が苦しんでいる時、米国は誠意を尽くして助ける」とし「米国はこの難しい時期に韓国の友人と一緒にすることで、力になれることは何でもする」と強調した。

政府関係者は「警護問題のため、まだ確定していないが、オバマ大統領が安山檀園高や安山臨時焼香所を訪問する可能性もある」と述べた。

オバマ大統領は韓米自由貿易協定(FTA)に関し、「韓米FTAが完全に履行されるためには、いくつか問題があるが、今回、朴大統領とこれを議論する」と述べ、貿易不均衡問題を取り上げる考えを明確にした。

韓国が環太平洋経済連携協定(TPP)に加盟する意思を明らかにしたことに対しては、「現在11カ国のTPPパートナー国家との交渉に集中し、他の国が新たに交渉に加わるのは容易でない」とし「韓国がTPPに参加する最高の方法は、韓米FTAを忠実に履行することだ」と強調した。

韓国を1泊2日の日程に訪問するオバマ大統領は、到着日の25日午後、朴槿恵大統領と青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首脳会談をする。訪韓の贈り物として、大韓帝国の国璽である「皇帝之宝」など9天の文化財も返還する。


<英語全文>オバマ米大統領の中央日報単独インタビュー

【特集】オバマ米大統領の韓日訪問

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