オバマの宿題…北朝鮮への圧力、韓日調整は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.24 08:46
オバマ米大統領が25日に訪韓する。核安全保障サミット出席のため韓国を訪れた2012年3月以来およそ2年ぶりとなる。その間、韓半島(朝鮮半島)を中心とする北東アジア情勢は揺れた。今回のアジア歴訪は、オバマ大統領が「たまった宿題」を片づける契機になるという見方が出ている。
①北朝鮮の「習慣性挑発」=北朝鮮は2012年の2度の長距離ミサイル発射に続き、昨年は3度目の核実験を敢行した。挑発の周期が短くなり、強度は高まる傾向だ。4度目の核実験の兆候もあった。このため、オバマ大統領が朴槿恵(パク・クネ)大統領の統一構想と北朝鮮の挑発の兆候の間で、どういうレベルの発表文を選択するかがカギだ。
米国の立場では、北朝鮮の態度に変化がないにもかかわらず、朴大統領の「ドレスデン提案」(南北人道的問題の解決、南北民生インフラ構築、南北住民間の同質性回復)は常軌を逸したという疑問を抱きかねない。梨花女子大国際学部のパク・インフィ教授は「オバマ大統領が韓半島信頼プロセスに対する原則的な支持を越えて、一段階高い、実質的で具体的な支持の意志を表すかどうかが観戦ポイント」と説明した。