<韓国旅客船沈没>海水部復活時に「災難情報共有体系」抜け落ちる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.24 08:45
セウォル号事件の核心部署である海洋警察庁は国土海洋部所属だが、朴槿恵(パク・クネ)政権になって海洋水産部の管轄に変わった。李明博(イ・ミョンバク)政権時に海水部がなくなり、所管業務が国土海洋部と農林水産食品部などに分かれていたためだ。政府組織が変わる過程で業務体系が完全に整備されず、事故を助長したという指摘が出ている。
国会安全行政委員会は23日、事故原因に関連して「海水部が再びできて海水部と海洋警察、消防防災庁などがリアルタイムの災難情報共有システムを構築しておかなかった」と分析した。これについて海水部も「赤潮、津波、防除・救難など海洋水産の災難関連システムが個別に運営されており予防や備え、復旧などのためのシステムはない」と認めた。