韓国系フランス人のペルラン氏、10日ぶり閣僚復帰
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.11 09:23
韓国から養子としてフランスに渡ったフルール・ペルラン氏(41、韓国名キム・ジョンスク)が、約10日ぶりにまた閣僚級に起用された。通商・観光と在外国民業務を担当する閣僚(secretaire d ‘Etat)としてだ。
オランド大統領が3月30日の地方選挙惨敗による内閣改造を断行するまでの約2年間、ペルラン氏はオランド政権の中小企業・デジタル経済相だった。フランスのデジタル力量を強化する「フレンチ・テック(French Tech)」を導き、業界から好評を受けた。内閣改造直前にはペルラン氏の閣僚残留運動が行われるほどだった。しかし「小さな政府」レベルで省庁が統廃合され、ペルラン氏のポストもなくなった。業界ではツイッターを中心に「ペルラン氏がずっとデジタル業務を引き受けてほしい」という要求が出たが、多く人々は「それでも政府の仕事を引き受けたので幸い」と安堵する雰囲気だ。