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韓国系フランス人のペルラン氏、10日ぶり閣僚復帰

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.11 09:23
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韓国から養子としてフランスに渡ったフルール・ペルラン氏(41、韓国名キム・ジョンスク)が、約10日ぶりにまた閣僚級に起用された。通商・観光と在外国民業務を担当する閣僚(secretaire d ‘Etat)としてだ。

オランド大統領が3月30日の地方選挙惨敗による内閣改造を断行するまでの約2年間、ペルラン氏はオランド政権の中小企業・デジタル経済相だった。フランスのデジタル力量を強化する「フレンチ・テック(French Tech)」を導き、業界から好評を受けた。内閣改造直前にはペルラン氏の閣僚残留運動が行われるほどだった。しかし「小さな政府」レベルで省庁が統廃合され、ペルラン氏のポストもなくなった。業界ではツイッターを中心に「ペルラン氏がずっとデジタル業務を引き受けてほしい」という要求が出たが、多く人々は「それでも政府の仕事を引き受けたので幸い」と安堵する雰囲気だ。

 
ペルラン氏は生後6カ月の1974年、フランスの養親に引き取られた。7歳下の妹も韓国出身だ。ペルラン氏は閣僚になった後、韓国メディアのインタビューで、「韓国人と同じ外見の人が他の国で閣僚になったことを珍しく思うのは理解するが、あまりにも大きな関心に驚いた」とし「鏡に映った私の姿をつくづく見ても私はフランス人」と話した。

しかし、ただ“フランス人”というにはペルラン氏の履歴が華麗だ。ペルラン氏は秀才中の秀才だ。通常の学生より2年早い16歳で大学入学資格試験に合格、17歳でエセック経済商科大学院大学(ESSEC)に進学し、パリ政治学院(シアンスポ)、国立行政学院(ENA)を経た。すべてフランスが誇る最高の機関だ。仏メディアが「共和国(=フランス)産物」と呼ぶほどだ。

政界に足を踏み入れたのは、2002年にジョスパン社会党大統領候補キャンプで演説文の作成者として参加したのがきっかけだ。5年後にオランド大統領の最初の同居人であるセゴレーヌ・ロワイヤル候補を、2012年にはオランド大統領を支援した。

ペルラン氏は韓国を去った後、昨年3月に初めて訪韓した。「ソウルの街を歩くと、多くの人たちから歓迎を受けた。私が両国をつなぐ資産になるようだ。韓国に対しては特別な愛情がある」と話した。

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    2014.04.11 09:23
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