孤児として戸籍偽装され海外へ養子に…悲劇を繰り返すな(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.27 11:02
今月24日、韓国は国際間の養子の取り扱いなどを定めたハーグ条約に加盟した。生まれた国で最初に保護される権利を明示し、養子縁組過程で児童の基本権を保障するための手続きを規定した国際条約だ。これによると養子縁組機関ではなく両国政府が直接養子の入国から国籍取得までの手続き全般を検証し責任を負う。なぜこのような措置が必要なのだろうか。この質問の回答になる1人の男性の数奇な人生の話がここにある。
2009年11月3日、米テキサス州ダラスのフォートワース国際空港出国場にモントを連行してきた国土安全保障省職員の声は氷のようだった。
「あなたはもう米合衆国領土のどこにも入ってくることができません」。