【社説】捨てられる外国人・多文化の子ども、どうするのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.10 13:53
国際結婚と外国人移住労働者が増加する中、さまざまな問題で養育を放棄した多文化・外国人の子どもが増えている。問題は、外国人労働者が本国から連れてきた中途入国の子どもと不法滞在中の外国人が国内で出産した子どもの場合、外国国籍であるため、法的に政府と地方自治体の保護・支援対象でないという点だ。
中央日報が取材した結果、韓国国内で捨てられる外国人の子どもは、韓国国籍でないという理由で保育園など保護施設に通えないのはもちろん、その実態さえもきちんと把握されていない。このため、有志の人たちが家庭を失った外国人・多文化家庭の子どもを連れて暮らすグループホームで集団生活をし、最小限の保護を受けている。グループホームも子どもの国籍問題で政府や地方自治体の支援を受けられず、後援支援金に頼るため、運営が厳しい。