北朝鮮、西海砲撃時にミグ機NLL超える…韓国軍、F-15Kに撃墜命令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.07 09:31
先月31日、北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)の北方境界線(NLL)近隣海上で挑発した際に北朝鮮のミグ機と推定される戦闘機がNLLを超え、韓国軍がミサイルで撃墜を試みていたと空軍核心関係者が6日明らかにした。南北が砲弾500発を撃ち合った白リョン島(ペクリョンド)海上だけでなく、空中状況も緊迫して息詰まっていた模様だ。
空軍によれば当日午後12時40分ごろ、北朝鮮のミグ機と推定される物体が合同参謀戦術統制線(TALライン)の南側に下がってきた。TALラインは戦闘機の場合、速度が速く休戦ラインを超えて短時間に首都圏に到達する可能性があることを勘案して軍が休戦ラインの北側20~40キロメートル離れたところに設定した仮想ラインだ。この限度を超えれば韓国軍も対応することになる一種の「作戦ライン」だ。ミグ機と思われる飛行物体がTAL限度を超えるとすぐに韓国軍は白リョン島の南側で哨戒飛行していたF-15KとF-16戦闘機に待機命令を下した。ミグ機推定物体はあっという間にNLLも超えた。