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北朝鮮、オバマ訪韓に合わせ挑発の可能性(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 10:22
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北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)の北方限界線(NLL)南側海域に100発余りの砲弾を撃ったのに続き、先月31日から今月4日まで元山(ウォンサン)沖一帯に「船舶航行禁止区域」を設定したことが1日に確認された。航行禁止区域設定はミサイルやロケット発射試験を控え民間船舶の安全のために該当海域に進入しないよう事前に防ぐ措置だ。しかし韓国軍当局が入手した情報によると、北朝鮮は国際海事機関にはこうした事実を通知せず内部だけにこうした措置を知らせた。

国防部当局者は、「北朝鮮が自国の船舶を保護し同海岸一帯でミサイル発射がありうるという意味であり鋭意注視している」と明らかにした。北朝鮮がミサイルを発射する場合、射程距離500キロメートルの短距離スカッドミサイルか1300キロメートルのノドンミサイルを発射する可能性が大きいとみられる。軍当局は同海岸一帯で移動型ミサイル発射台とこれまで見られなかった武器の動きも捉えたという。

 
北朝鮮は先月26日に平壌(ピョンヤン)北部の粛川で中距離ノドンミサイルと推定される弾道ミサイル2発を発射した。核弾頭搭載が可能なこのミサイルは650キロメートル余り飛んだ。東海(トンヘ、日本名・日本海)へのミサイル・ロケット発射、西海NLL砲撃挑発に続き再び東海を緊張水域に変えている。

「声東撃西」式で挑発に出る恐れもある。合同参謀当局者は、「北朝鮮が一度使った戦術は繰り返していないことを考慮すれば、東海・西海に関心を集めた上で陸上の休戦ライン一帯で韓国軍哨所を攻撃するシナリオも予想可能だ」と分析した。これと関連し、北朝鮮の前方部隊が冬季訓練の間に韓国軍が守っている前方警戒哨所などを攻撃する訓練を実施したものと軍は把握している。


北朝鮮、オバマ訪韓に合わせ挑発の可能性(2)

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