北朝鮮、オバマ訪韓に合わせ挑発の可能性(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 10:22
北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)の北方限界線(NLL)南側海域に100発余りの砲弾を撃ったのに続き、先月31日から今月4日まで元山(ウォンサン)沖一帯に「船舶航行禁止区域」を設定したことが1日に確認された。航行禁止区域設定はミサイルやロケット発射試験を控え民間船舶の安全のために該当海域に進入しないよう事前に防ぐ措置だ。しかし韓国軍当局が入手した情報によると、北朝鮮は国際海事機関にはこうした事実を通知せず内部だけにこうした措置を知らせた。
国防部当局者は、「北朝鮮が自国の船舶を保護し同海岸一帯でミサイル発射がありうるという意味であり鋭意注視している」と明らかにした。北朝鮮がミサイルを発射する場合、射程距離500キロメートルの短距離スカッドミサイルか1300キロメートルのノドンミサイルを発射する可能性が大きいとみられる。軍当局は同海岸一帯で移動型ミサイル発射台とこれまで見られなかった武器の動きも捉えたという。