「歪曲された歴史教育…日本の未来世代が国際社会で孤立」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.05 11:38
「竹島(独島の日本名称)占領」という言葉まで登場した今回の日本の小学校教科書検定は、安倍晋三首相とその下の下村博文文部科学相、萩生田光一自民党総裁特別補佐の“合作”だ。
安倍首相は出版社の教科書制作が始まった昨年4月、国会で「教科書検定基準に教育基本法の精神が反映されていない」と不満を表した。安倍首相は第1次安倍内閣当時の2006年11月、愛国心教育を強化するとし、1947年の制定以来一度も手がつけられていなかった教育基本法を59年ぶりに改定した。その後、中学・高校学習指導要領や解説書が明確に“右傾化”した。
しかし安倍首相はそれだけで満足しなかった。安倍首相の意向を知った行動隊長の萩生田特別補佐が動いた。萩生田特別補佐は韓日米首脳会談直前の先月末、「(慰安婦強制動員を認めた)河野談話の検証の結果、新しい事実が出てくれば新しい談話を発表すればいい」と発言し、物議をかもした人物だ。萩生田特別補佐は安倍首相の国会発言直後、党内に「教科書検定基準改定部会」という組織を作った。45人の国会議員を集めた。