【取材日記】韓国の適合業種規制に鼻歌の外国企業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.28 14:15
「泉印(センピョ)醤油」で有名な泉印食品は、最近は醤油事業の代わりにビーフジャーキーなどの他の事業に目を転じている。2011年9月、醤油が中小企業適合業種に指定されてから同伴成長委員会(以下、同伴委)から事業を縮小するか拡張を自制するよう勧告を受けたためだ。同社関係者は「専門業者は大企業であっても適合業種規制から外すべきでは」とし、「適合業種に指定したこの3年間、同伴委の意図通りに醤油業界の中小企業は本当に大きく成長しただろうか」と反問した。
大統領まで出てきて規制撤廃を主張するが、市場原則に反する中小企業の適合業種は細胞分裂するように増えている。同伴委は今月26日、スーパーマーケット・結婚式場・自動車レンタル業など34品目を追加目録に入れた。適合業種に指定されれば大企業は参入自制や拡張自制、事業縮小あるいは事業撤収のような規制を受ける。弱者保護、裏路地商圏の活性化など社会的な大義のために利益を多く出している大企業は犠牲を甘受しなければならないという論理だ。同伴委は今年、適合業種期限3年が満了する82種の製造業品目についても再指定を推進しているという。